モーターショー

2017.03.07

メルセデス-AMG GTコンセプト

一部ではメルセデス-AMG GT4と呼ばれるのではと噂されていた、AMG GTベースの4ドア4シーター・パフォーマンス・スポーツがジュネーブ・モーターショーで公開された。805psのハイブリッド・パワートレインを搭載する。

2019年に販売予定のハイブリッド・スポーツ

既存の2シーターGTであるAMG GTを補うために、この4シーター、GTコンセプトは考えられたと、AMGのCEO、トビアス・ムアースはジュネーブ・モーターショーの会場で語っていた。

「GTコンセプトは、われわれにとって3台目となる完全に独立したスポーツカーだ」とも語った。これはGTシリーズに加え、噂されるF1ベースのハイパーカー、そしてこのGTコンセプトという意味であろう。

GTコンセプトのデザインは、パナメリカーナ・グリルや、細く水平にデザインされるLEDテールランプなど、GTのデザイン・キューを持つ。その基本アーキテクチャーはメルセデス・ベンツのMRAプラットフォームだ。

パワートレインはハイブリッド

エンジンは、EQパワーとよばれるガソリン&モーターのハイブリッドが搭載される。エンジンはお馴染みの4.0ℓV8ツインターボで、これに231psのモーターが組み合わせられる。その合計出力は600kW(805ps)になるとムアースは語っている。

そのため、このGTコンセプトは、0-100km/h加速3.0秒というパフォーマンスを持つに至る。

このハイブリッドは、メルセデス・ベンツF1チームに由来するもので、KERSのようなエネルギー回生を行う。

生産バージョンは、4WDである4Matic+のみが設定される模様。それぞれのホイールにトルク・ベクタリングが採用され、E63などでも採用されたドリフト・モードも備えるという。また、モーターのパワーは直接リア・ホイールを駆動するために利用される。

内部コードX290、あるいはGT4のネーミングで開発されたこのモデルはCLSシューティング・ブレークの後継にもなる。ライバルは、ポルシェ・パナメーラ、アウディA7、そしてBMW 6シリーズ・グランクーペだ。

新しいメルセデスのデザイン・テンプレート

GTコンセプトは、メルセデスの新しいデザイン・テンプレートが使用されている。メルセデス・ベンツのデザイン責任者、ゴードン・ワーグナーは、「GTコンセプトはわれわれのデザイン言語を最大限に表現したクルマだ。また、パフォーマンス・ブランドとしてのAMGのプロフィールも明白にしている」と語る。

GTコンセプトの低い特徴的なシルエットは、クラムシェル・スタイルのボンネットと大きく広がったフロント・ホイールハウスが迫力を与えている。また、傾斜のきついウインドスクリーン、大きくカーブしたルーフ・ライン、落ち込んだリア・ウインドウと、短いデッキなども特徴だ。

6つのコーナーを持つパナメリカーナ・グリルは、独特のデザインのシャーク・ノーズと組み合わせられる。

また、GTコンセプトは窓枠のないウインドーを4枚持ち、パノラマ・サンルーフも与えられている。

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