モーターショー

2017.03.07

アウディRS5

ジュネーブ・モーターショーにて、アウディRS5クーペが公開された。注目すべきは、新開発の2.9ℓツイン・ターボ。その実力は?

新開発された2.9ℓTFSIツイン・ターボ・エンジンは450psと61.2kg-mを発揮。パワーはクワトロ・フルタイム4WDシステムを通じて4輪に伝えられる。

2.9 TFSIエンジンに搭載されたふたつのターボチャージャーは、シリンダー・バンクの中央に配置される。シャープなレスポンスを得る狙いである。

Bサイクル燃焼方式に加えて、直噴システムのインジェクターを中央に設置することで、RSモデルとしてはかつてない高効率を達成しているとのこと。圧縮工程が短縮されたことで、数値上の圧縮比をかなり高く設定することが可能になっている。

圧縮工程と比較してより長い膨張行程との組みあわせにより、燃焼効率を引きあげると同時に、燃焼消費量の削減にもつながっているようだ。従来モデルと比較して燃費効率が17%改善されたとアウディは主張する。

クワトロ・システムの駆動配分の比率は40:60。フロント・アクスルには、改良された5リンク式サスペンションを採用。リアにも従来のトラペゾイタル・リンク式のシステムに代えて、5リンク式サスペンションを採用している。

その他のオプションとして、ダイナミック・ライド・コントロール(DRC)、セラミック・ブレーキ、RS用に特別チューンされたダイナミック・ステアリングが用意される。オプションでリア・スポーツ・ディファレンシャルも選択できる。

RS5の内装 標準とどう違う?

インテリアは全体をブラックでまとめている。ファイン・ナッパ・レザーのカバーにダイヤモンド・パターンのステッチ(オプション)を配したRSスポーツ・シートや、フラット・ボトムのリムを用いたRSマルチ・ファンクション・ステアリング・ホイールといったディテールがRSならでは。

シート、ステアリング・ホイール、ドア・シル・トリム、セレクター・レバーなどにはRSのロゴが刻まれている。RSデザイン・パッケージを選択した場合には、レッドがアクセント・カラーとなり、ステアリング・ホイール、セレクター・レバー、ニー・パッドにアルカンターラが採用されるほか、レッドのシート・ベルト、RSのエンブレム付きのフロア・マットが装備される。

初代RS5クーペは、2010年に発売されて以来、これまでに13,000台以上がドライブ好きのオーナーのもとへ嫁いでいった。新型モデルの販売は、2017年6月からドイツ及びほかのヨーロッパ諸国で開始される。価格は€80,900(1,127万円)となる。

アウディ・スポーツGmbH代表のステファン・ヴィンケルマンは「あたらしいアウディRS5クーペは、アウディ・スポーツのRSモデルのなかで、グランツーリスモとしての役割を担っています。エレガントな美しさと優れた日常性を融合した高性能クーペであり、新開発のV6ツイン・ターボ・エンジンを搭載して、パワーだけでなく、燃費効率も大幅に向上させています」と語った。


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