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モーターショー

2017.03.07

アウディQ8スポーツ・コンセプト

アウディQ8スポーツ・コンセプトは、登場がまたれる大型SUV「Q8」のスポーティ・モデル。475psというスペックでジュネーブに登場。

1月のデトロイト・モーターショーで発表された第1弾コンセプトから早2ヶ月。2番目のQ8コンセプトは、ガソリンおよびモーターというハイブリッドを採用し、0-100km/h加速4.7秒を達成する高性能モデルだ。

さらに85ℓのガソリン・タンクと、0.9kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載することで、その航続可能距離は1200kmにおよぶ。

マイルドハイブリッドとTFSIエンジンの組み合わせ

世界で初めてマイルドハイブリッド・システムと電動式コンプレッサーを備えたV型6気筒3.0 TFSIエンジンを搭載。475psのパワーと71.3kg-mのトルクにより、275km/hのトップスピードまで加速し続ける。

また、20kWものエネルギー回生能力を備えているため、燃費性能の面でも優れているのが特徴だ。

アウディの取締役会会長であるルパート・シュタートラーは、「Q8スポーツ・コンセプトの駆動システムは、量産モデルにおける効率とサステナビリティの最適化に向けた大きなステップといえる。マイルドハイブリッド・テクノロジーとTFSIエンジンの組み合わせにより、エレクトロモビリティと内燃エンジンの統合化に向けた新たなベンチマークを確立した。この組み合わせは将来、多くのアウディ車に使われるでしょう」とコメントしている。

ターボにくわえ、電動コンプレッサーで外気導入

電動コンプレッサーを採用した450psの6気筒3.0 TFSIエンジンと回生効率を高めたマイルドハイブリッド・システムを初めて組み合わせた本コンセプト。クランクシャフトとトランスミッションの間に配置されたスタータージェネレーターがエネルギー回生の役割を担い、必要に応じて逆方向に作用して補助の駆動用モーターとして働く仕掛けだ。

回生により得たエネルギーは、エンジンとモーターが同時に働くブースト運転の際に、モーターの27ps/17.3kg-mというパワーを加算する。システム最高出力は、475ps/71.3kg-mだ。

また、リアのラゲージコンパートメント下に配置された0.9kWhのリチウムイオン・バッテリーにより、ストップ&ゴーが続くような渋滞時にはエンジンを停止させたまま走行も可能。さらに、低速での方向転換や駐車のときもモーターだけで運転ができる。

瞬時に70,000rpm コンプレッサーホイールの力

エンジンは3.0ℓ6気筒を採用するが、2つのターボチャージャーにくわえ、電動式コンプレッサーでも外気を導入する。これは従来、ディーゼル・エンジンとモーターの組み合わせでのみ可能なことだったが、アウディは生産型のSQ7で成功を収めた手法をガソリン・エンジン搭載車にも適用することになった。

タービンホイールの代わりに小さなモーターを内蔵したコンプレッサーは、わずか250ミリセカンドのうちに、コンプレッサーホイールを70,000rpmまで加速させることができるという。

インテリアには拡張現実機能も

3mものホイールベースのおかげで、クーペのように傾斜したルーフラインを採用しながら、後席乗員にも十分なヘッドおよびショルダールームが確保された。コクピットには、大型タッチスクリーンを用いた新操作方式が採用され、さらに、拡張したアウディバーチャルコクピットやコンタクトアナログ式のヘッドアップディスプレイなどが搭載されている。ヘッドアップディスプレイには現実とバーチャルな世界を融合したアグメンティッドリアリティ(拡張現実)テクノロジーが活用されるという。

また、乗員は4人の設定で、全員分の大型スーツケースを積載するためのスペースを確保。ラゲージコンパートメントの容量は630ℓにのぼる。

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