モーターショー

2017.03.07

プジョー・インスティンクト

プジョーのシューティング・ブレーク・コンセプト・モデル、インスティンクトが公開された。自動運転技術を搭載した未来のモデルだ。

実用的なファミリーカー

プジョーのコンセプト・デザイナーであるマティアス・ホッサンは、このクルマがプロダクション・モデルになることはないとしながらも、「決してUFOのように非現実的なものではなく、ファミリーカーとして現実的なクルマ」だと話している。

308ハッチバックと似たインテリア・スペースを有していると共に、プジョーとしてははじめて自動運転を採用したモデルでもある。

昨年、プロダクト責任者であるローラン・ブランシェントは、2020年までには自動運転の大きな進歩を見込んでおり、その技術は既存のプラットフォームに投入することが可能だとAUTOCARに話してくれた。

2025年までには完全自動運転を

インスティンクトは、現在考えられる自動運転の最高であるレベル5を実現している。プジョーの戦略責任者、オーデ・ブリルは、フォルクスワーゲンやメルセデスが実現しようと考えている自動運転を、プジョーも2025年までに完成すると見ている。

また、ホッサンによれば、インスティンクトは、運転する楽しみも維持しているという。

「あなたは運転するか眠るかを選択することができる。」とコメントしている。

自動運転モードには2つのモードがある。それは、快適な運転ができる「ソフト」と、ダイナミックな旅を愉しむための「シャープ」の2つだ。もし、セバスチャン・ローブのようなドライブをしたいのであれば、それにあったソフトウェアをダウンロードすることもできるという。

さらに2つのドライブ・モードがある。「リラックス」と「ブースト」の2つだ。

コクピットはプジョーのi-コクピット・デザインの発展型で、車速とバッテリー・レベルなどがダッシュボードに投影される。また、フォルクスワーゲンIDのように、ステアリング・ホイールを格納させることもできる。

自宅のドアもロックできるコネクティビティ

インターネットとのコネクティビティもインスティンクトの大きな特徴だ。アーティック・クラウドとよばれるサムスンのクラウドに毎日情報を送り、データを集計する。

また、自宅のテレビやエアコン、冷蔵庫や、スマートフォンやスマートウォッチなどのSNSとの連携も可能。これらの情報は、ユーザーの動きにも照合される。例えば、クルマのエンジンが掛ると同時に、自宅を施錠することも可能だ。

インスティンクトのエンジンは、300psのプラグイン・ハイブリッドを使用することになっている。また、90km/hを越えると有効になるアクティブ・スポイラーとアクティブ・エア・ブレードが装備される。更に、大きな3Dプリントがされたフロント・グリルも特徴のひとつだ。

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