BMW i8

公開 : 2012.02.08 20:00  更新 : 2017.06.01 00:54

今年の暮れに生産が開始されるよていの4WDのハイブリッド・スポーツカーBMW i8の寒中テスト風景だ。

プロダクション・バージョンのi8は、事前に公開されている2つのプロトタイプとはスタイリングが異なる。リアアーチの上に、ドラッグを減らすための大きな「フィン」が付いているからだ。リアの一体型のボディとは別に取り付けられたフィンは、大きなテールゲート・スポイラーの下に流されたエアフローを整流する役目を果たす。

フロントとリアのサスペンション・パーツとセンター・トンネルはアルミニウムウ製で、「ライフモジュール」と呼ばれるボディシェルはワシントン州のCo2の出ない水力による工場で造られたカーボンファイバーによって造られる。

そのスタイリングはR8のスケールダウン版でもなければ、スーパーカーそのものでもない。

i8はリア・ホイールを215bhp、30.0kg-mを発する1.5リッター3気筒ターボで駆動し、フロント・ホイールを128bhpの電気モーターで駆動する。トータル343bhpのパワーとなるが、トルクの合計は発表されていない

少しばかり早い予測ではあるが、0-100km/hは4.6秒になると思われる。

リチウム・イオンのバッテリーによって駆動されるモーターのみの走行、つまりフロント・ドライブ・モードでは、35kmの走行が可能だ。

ベースは都市型の電気自動車であるBMWi3であり2013年のi8がこれに続く予定だ。正式なリリースは来年になるが、ロンドン・オリンピックの公式車両がBMWであることから、これらモデルがオリンピックのために先んじて生産される可能性もある。

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