フォルクスワーゲンUpに4つのコンセプトカー

公開 : 2012.03.01 17:50  更新 : 2017.06.01 00:54

フォルクスワーゲンは、来週から始まるジュネーブ・モーターショーで、4つのUpのコンセプトカーを出展する。スイスUp、ウインターUp、X Up、そしてカーゴUpがそれだ。

スイスUpはジュネーブとスイスをトリビュートしたモデルで、インテリアとエクステリアは赤と白のスイス国旗カラーにペイントされる。キャビンはセラミック・トリム・カラーでフィニッシュされる。シートの外側、リア・ヘッドレストとリアのベンチシート中央もセラミック・フィニッシュがされた本革が使用される。また、シート中央と、グラブ・ハンドルは、茶色のアルカンタラが使われている。更に、前席の背もたれにつくハンドルは、細い革のバンドでポケットナイフ用のホルダーにもなる。シルクのような「磁器ペイント」がダッシュボードを飾り、丸い空気口はトルネード・レッドにペイントされている。

ウインターUpは、昨年のフランクフルト・モーターショーで登場した4ドア・クロスUpのコンセプトに基づく。ウインタースポーツのために設計されたモデルで、ルーフ・レールとスノボード・キャリアを特徴とし、ディファレンシャル・ロック付きのESPが装備される。ボディはピュア・ホワイトが基本で、バンパー、ドアミラー・ハウジング、サイド・ウインドーに並行した一部がマリブ・ブルーにペイントされる。前後のバンパー下およびホイール・アーチとサイドシルにはアンダーボディ・プロテクションが付けられる。最高4枚のスノーボードまたは6枚のスキーが、ルーフレール上のホルダーに取り付けることが可能だ。

X Upは、「どこにでも行く」ためのクルマで、ルーフボックスと2つのサーチライト、頑丈なサイドパネルと前後のアンダーボディ・カバーを持つモデルだ。ウインターUpと同様、そのベースはクロスUpだ。ルーフとバンパーは白く、ボディはバーンド・オレンジ・メタ陸にペイントされる。サーチ&フォグランプの周りはクロムで囲まれている。インテリアは、ドア・エントリー・シルとギアシフト・グリップがツートーンでペイントされる。

カーゴUpは、デリバリー・バンとして設計されており、後部には1400リッターのカーゴ・スペースを持つ。前後のアンダーボディ・プロテクションを備え、サイドシルにもパネルが加えられている。また、ルーフレールも取り付けられている。助手席を含めて、フラットなカーゴ・フロアを持つ。エンジンは59bhpで、ボディ重量は929kg。15mm、オリジナルUpよりも高い車高を持ち、426kgの最大積載量がある。

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