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アウディR18 E-トロン、ル・マンに参戦

2012.03.02

アウディは、フロントを2つのモーターで、リアを3.7リッターV6のディーゼル・エンジンで駆動する4輪駆動のル・マン用ハイブリッド・レーサー、R18 E-トロンを発表した。1台の通常のR18プロトタイプに加え、2台のR18 E-トロンを今年のル・マン24時間に参戦させるという。

E-トロンのシステムはこうだ。ブレーキング時のエネルギーをリアにあるもう一つのモーターで集積する。そのモーターにはフライホイールがついていて、そこでエネルギーを蓄える仕組み。そして、コーナーからの立ち上がり時に、フロント・アクスルにあるモーターへエネルギーを送り、そのエネルギーを動力に変えて利用するというもの。但し、そのハイブリッドパワーは、120km/h以上にならないと使用できない。

このハイブリッド・パワーはサルテ・サーキット1周につき10回ほど使用できるという。その結果、そして、R18 E-トロンは、通常のR18よりも2リッター小さい燃料タンクとなっている。

このフライホイールシステムは、ウイリアムズF-1チームのグループ・カンパニーであるウイリアムズ・ハイブリッド・パワーから供給される。システム自体は、バッテリーパックを積むよりも軽く仕上がる上に、24時間レースの間、3600回サイクルのチャージ/デチャージに耐えられる。

アウディR18 E−トロンは、ガソリンと電気のハイブリッドでスポーツカー・レースに戻ってきたトヨタとの、激しい戦いが予想される。ちなみに、ル・マンの規則では、ハイブリッドとみなされるためには、400mのピットレーンを電力のみで走ることが義務付けられている。

ル・マンの準備として、アウディR18 E−トロンは5月に行われるスパ・フランコルシャンでの世界耐久選手権に出場する予定だという。

ちなみに、このアウディR18 E-トロンの技術は、将来、ロードカーに移植されると、インゴルスタットのメーカーは言及している。

 
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