フィアット500LベースのMPV登場か

2012.04.21

先月のジュネーブ・ショーでデビューをしたフィアット500Lは、マルチパーパス・モデルとしての存在はもちろんのこと、フィアット500のサブブランドとしての将来の目安となる大事なモデルである。

2007年にフィアット500のデビューに際して、フィアットは臆面もなく見にのプレゼンテーションとマーケッティングを模写した。その結果、フィアット500はヨーロッパで最も売れているクルマとなった。さすがにフィアットはミニのように独立したブランドを作ることはなかったが、パンダをベースにしたAセクターの500ファミリーを更に広げていく必要があると感じているようだ。

フィアット500Lは、ミニ・カントリーマンと同じコンセプトとみなすことができるが、価格が安いという違いがある。4140mmのフィアット500Lは、ミニ・カントリーマンよりも50mmだけ長く、100mm高いサイズの典型的な4ドア5シーターのコンパクトMPVである。

フィアットのチーフ・デザイナーであり、フィアット500の父であるロベルト・ジオリットはオリジナルの「スマイル・フェイス」をフィアット500Lに与えた。デザイン的には、明るく軽快なインテリアと、深いウインドー、細いツインAピラーと、パノラミック・ガラス・ルーフを特徴とする。そして、それらは耐久性があり綺麗さを保つのが簡単な新しい素材が多様されている。

フィアット500Lは、フィアットが「スモール・ワイド」と呼ぶフィアット・プントEVOのプラットフォームの上に築きあげられている。それは、フィアットとクライスラー・グループの様々な車種に流用されるシャシーで、その中にはトリノで造られるフィアットとジープのSUVも含まれる。また、フィアット500Lにも将来的にFWDのオフロード・クロス・バージョンが製作される計画があるという。

そして、重要なのはフィアット500Lは、北米で販売される第2のフィアットでもあるということだ。

2014年に販売される予定の7シーター・バージョンは同じホイールベースだが、200mm長いボディを持つ。そのモデルはフィアット500XLと呼ばれることとなる。

通常の5ドア・モデルはこの秋にヨーロッパで販売が開始される。0.9リッターのツイン・エアと4気筒1.4リッターのガソリンと、1.3リッターと1.6リッターのディーゼルという4つのエンジンが選択可能だ。また、右ハンドルの英国仕様は来年初めに販売が開始される。価格は15,000ポンド(197万円)からになるという。

 
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