北京モーターショー:BMW i8スパイダー

公開 : 2012.04.24 12:43  更新 : 2017.06.01 00:55

北京モーターショーで発表されたこのオープントップのBMW i8スパイダーは、2015年にはガソリンとモーターのハイブリッド・スーパーカーとしてデビューするとBMWの関係筋はAUTOCARに語った。

このi8スパイダーは3番目の試作モデルで、250km/hの最高速度を持ち、それでいて31.8km/lの燃費をマークする。

最終モデルには更に手が加えられることになるが、それは2014年後半になる計画だ。透明なドアはもちろん通常のドアになる予定だ。

i8スパイダーは、それ以前のコンセプト・モデルと微妙な違いがある。キドニー・グリルはエアロダイナミック・ドラッグを軽減さえるためにブランクになり、レイヤード・サーフェスも僅かに進歩している。オープン化に伴って、スリー・クウォーター・パネルも変更されている。

すべての「i」ブランド同様、カーボンファイバーでボディは構成される。全長は4480mm、全幅は1922mm、全高は1208mm、ホイールベースは2650mmで、キャビンはクーペの2+2から純粋な2シーターとなった。

エンジンは1.5リッター3気筒のターボ・ガソリン・エンジンが220bhpを後輪に伝え、129bhpの電気モーターが前輪を動かす。此の組み合わせによって、i8スパイダーはFWD、RWD、AWDのいづれの駆動方式も取ることができる。

合計のパワーは349bhp、56.0kg-mで、0-100km/h加速が5.0秒、80-120km/h加速が4.0秒、最高速度は250km/hでリミッターが効くというパフォーマンスを発揮する。

リアのバルクヘッドとセンター・トンネルにリチウム・イオン・バッテリーを搭載し、そのパワー・バランスはフロント50リア50とベストな状況にあるとBMWは主張している。因みに高圧では1時間45分で充電ができるという。

価格は80,000ポンド(1,047万円)前後となりそうだ。

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