フェラーリ・ミュージアム、2台の250GTを特別展示

公開 : 2012.05.16 11:10  更新 : 2017.06.01 00:55

2012年はフェラーリ250GTが登場して60年目の節目にあたる。それを記念して、フェラーリ・ミュージアムは2つのモデルを展示する。

フェラーリ250GTは、1952年から1963年にジョアッキーノ・コロンボによって設計された3000ccV12エンジンを搭載したモデルだ。展示されるのは、1961年のシルバーストーン、ブランズハッチ、グッドウッド、ナッソーと4つのレースで優勝した250GTベルリネッタSWBコンペティション・バージョンと、いわゆるブレッドバンと呼ばれるモデル。

250GT SWBは、ブルーにホワイトのストライプの入ったロブ・ウォーカー・カラーで、ごく最近フェラーリでレストレーションが終わったモデルだ。

ブレッドバンはカウント・ボルピ・デ・ミスラータによって250GTと競い合うことを目的に製作された1台で、そのデザインはピエロ・ドロゴとジット・ビッザリーニによって開発された。このマシンは速かったものの、運に恵まれず、勝利を収めることはできなかった。

これらの特別展示を含めフェラーリ歴代のマシンが展示されているマラネロのフェラーリ・ミュージアムは、9:30から19:00の間、毎日オープンしている。

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