ローラ・カーズが管理下に

公開 : 2012.05.16 20:06  更新 : 2017.06.01 00:55

ローラ・カーズ・インターナショナルが管理下に入ると、親会社のローラ・グループ・ホールディングが発表した。同じグループのローラ・コンポジットも同様に管理下にはいるという。

ローラ・カーズ・インターナショナルは1958年にエリック・ブロードリーによって設立され、多くのモータースポーツ、とりわけスポーツカーとインディカーで輝かしい成績を残している。

1977年には、元レーサーで企業家のマーティン・ビッラネが買収した。近年は、自動車やモータースポーツのみならず、航空、通信、再生エネルギー市場のためにローラ・コンポジットを設立した。同社はケータハムSP/300Rの制作にも携わっている。

景気の失速と、進行中の研究開発に税金の控除が認められないという2つの要因が、深刻なキャッシュフローの問題を生み出したのだ。早急な管理者の任命することが、両企業のスタッフ、債権者、そして顧客のために最高の結果をもたらすとしているが、5月21日までは新たなコメントを発表しないとしている。

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