トヨタ、GT86の成功を受けて更なるタイアップ先を模索中

公開 : 2012.06.06 10:45  更新 : 2021.01.28 18:11

GT86/BRZプロジェクトの成功は、トヨタにとって、”他のメーカーとのジョイントによって得ることが大きかった”ということに気づいた、とトヨタGT86チーフ・エンジニア、多田哲哉はコメントした。

トヨタは、シティカー・プロジェクトにおいて、PSAプジョーシトロエンとの間でアイゴ/107/C1を開発・販売しているし、現在はなくなってしまったが、ジェネラル・モータースとのあいだでNUMMIと呼ばれるプロジェクトも進めていた。

スバルとのジョイントでの最初の困難は、互いに持っていた懐疑的な心情と、開発の遅れが原因による信頼の欠如だったがというが、エンジン・プロトタイプが出来上がった時点からそれも解消し、実りの多いタイアップにつながったと多田は述べている。

「トヨタはいま、新しい何かを生み出せるのであれば、また新しいジョイント先を探している」と多田はいう。

もちろん、PSAプジョー・シトロエンとも次世代のアイゴを中心にジョイントしていくし、スバルともGT86のコンバーチブル・モデルの発表に向けて動いている最中である。

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