スパイカー、サーブの破産を巡ってGMを訴える

公開 : 2012.08.07 18:40  更新 : 2017.06.01 01:01

サーブを所有するオランダの自動車メーカー、スパイカーは、サーブの元の親会社であるゼネラル・モータースに対して30億ドル(2300億円)の損害賠償を求める訴訟を、ミシガン東部地方裁判所に起こした。

ゼネラル・モータースは2010年にサーブをスパイカーに売却。そのスパイカーは、中国の青年汽車集団(ヤングマン)との間に売却を進めていたが2011年12月16日に合意に至ったが、ゼネラル・モータースがサーブ9-3および9-5の生産を妨害したため、2011年12月19日にサーブは破産生産を申請することを強要されたというのが、その訴えの内容。

スパイカーは「ゼネラル・モータースは、主に中国市場で競合することを避けるために、不当な行為によって青年汽車集団への売却を妨害した」と主張している。

ゼネラル・モータースのスポークスマン、ジム・カインは、「信じがたいことだが、訴状を見るまではノーコメントだ」とロイターに語った。

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