ニュー・フォード・モンデオ / フュージョン

公開 : 2012.09.06 18:29  更新 : 2017.06.01 01:02

5代目となる新しいフォード・モンデオ/フュージョンが発表になった。最も注目されるのは、123bhpを発揮する1.0リッター3気筒のエコブースト・エンジンが採用されたことだ。このエンジンは、現行の2.0 TDCIディーゼルと同等に130g/kmというCO2排出量を記録する。

そのボディの長さは4.8mと前モデルとほぼ同じで、全高は僅かに低くなっているものの、ホイールベースは2850mmと変わりない。これは、プラットフォームは大幅な修正を受けて入るものの、基本的には前モデルから引き継がれたものだからだ。

CD391というコードネームの新しいモンデオのキーとなるのは、マルチ・リンクの新しいリア・サスペンションだ。それはインテグラル・リンク・デザインで、アウディBMWに酷似しているものだ。また、ステアリングは電動へ変更になった。

ワン・フォード・プログラムの下、基本的にはヨーロッパ・バージョンもアメリカ・バージョンも、そのセッティングは非常に近い。ヨーロッパ・バージョンがサマー・タイヤが、アメリカ・バージョンはオール・シーズン・タイヤが標準であるためのマイナーな違いだという。

アメリカとヨーロッパのメインランド市場向けには4ドアが、そして英国には5ドアとエステートが用意される。そのスタイリングは英国人、クリス・ハミルトンによってデザインされている。

エンジンは、2.0リッターのTDCiと1.5リッターのTDCiという2つのディーゼルが大半の売上をカバーするだろう。ガソリンは1.0リッター、1,6リッター、2.0リッターのエコブーストが用意される。また、2.5リッターの4気筒もアメリカ向けのフュージョンに搭載される。

トランスミッションは6速マニュアルが標準、6速デュアル・クラッチがオプション。またアメリカ向けには6速トルク・コンバータも用意される。

2013年後半から発売され、200万台近くがその年に販売される予定だ。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像