メルセデスA/Bクラス・ベースのインフィニティを英国で生産

公開 : 2012.12.19 11:35  更新 : 2017.06.01 01:22

日産は英国のサンダーランド工場に2億5千万ポンド(343億円)の投資を行い、280の直接的な仕事と、それに伴う1000人の雇用を創出することになっているが、それにはインフィニティのコンパクト・プレミアム・モデルの生産も含まれる。

メルセデス・ベンツAクラスおよびBクラスのフロント・ドライブ・プラットフォームを使用したモデルで、2011年に発表されたコンセプト・モデル、エセレアをプロダクション・モデルにしたものだ。

生産は2015年から始まり、年間60,000台の販売を計画している。

サンダーランド工場が、この新しいインフィニティを生産する唯一の拠点であると日産の副社長、コリン・ドッジはコメントしている。また、日産のパディントン・デザイン・スタジオとクランフィールドにあるヨーロピアン・テクニカル・センターがこの開発に関与しているとも語った。

英国のビジネス・セクレタリー・ヴィンス・ケーブルは、「新しい雇用を創出することによって、英国の自動車産業界に大きく貢献する」とこのニュースを伝えている。

この新型インフィニティの詳細については伝わるところが極めて少ないが、メルセデスの1.6リッターおよび2.0リッター・ターボ・ガソリン・エンジンと、1.8リッターおよび2.2リッターのディーゼル・エンジンが搭載される、FWDプラットフォームのクルマであるということは事実のようだ。また、4WDはプラグイン・ハイブリッドも用意されるようだ。

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