キャデラックELR

2013.03.06

キャデラックは、2009年のデトロイト・モーターショーで発表したコンバージュ・コンセプトのプロダクション・モデルにあたるELRを、ジュネーブ・モーターショーにおいてヨーロッパ・デビューさせた。このモデルは、今年の末から生産が行われる予定だ。

シボレー・ボルト/ヴォグゾール・アンペラのドライブトレーンを仕様するこのELRだが、そのボディはエアロダイナミクスに優れたフォルムを纏う。

アンダーボディは完全にシールされ、キャデラックのエッグ・クレート・グリルもモディファイされている。しかし、これらの努力にもかかわらず、Cd値はメルセデスEクラス・クーペが0.24であるのに対し、このELRは3.0である。

ボルトと同じドライブトレーンとは言うものの、そのバッテリーは大きくされている。チーフ・エンジニアのクリス・トマソンが言うには「バッテリーについては更に精査する必要がある」とのこと。しかし、ELRは80kgほどボルトより重たいにもかかわらず、モーターだけでボルトとほぼ同じ56kmの航続距離を持っている。

トータル・パワーは204bhp、トルクは40.8kg-m。240Vのアウトレットを使用してフル・チャージまでに4.5時間を要す。

ELRはボルトよりも良い乗り心地を提供しなければならないが、そのフロント・サスペンションはヴォグゾールVXRから移植されたハイパー・ストラットを持ち、フロントおよりリアのトレッドは拡大されている。

0-96km/h加速は、ボルトの9秒に対して8秒。ホイールは20インチが標準となる。

インテリアはキャデラック・クオリティが保たれている。高品質の素材がふんだんに使われ、8インチのタッチ・スクリーンを備える。

このELRは2014年にヨーロッパで販売がされる。但し、充分な市場がないため右ハンドルは用意されないという。生産はデトロイトで、ヨーロッパおよび中国市場に向けて輸出される。
 
 
ジュネーブ・モーターショー特設ページ

 
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