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2013.06.28

プジョー、財政危機に

PSAプジョー・シトロエンを率いるプジョー・ファミリーは、GMの業績悪化に引きずられるカタチで後退を強いられることになりそうだ。

シティは、2013年にPSAがビジネスを運営するのに充分な資金を調達できていないと警告している。またロイターのレポートによれば、GMがプジョーの経営に介入するのであれば、工場の一部を閉鎖して、フランスとドイツで余剰人員を整理することになるだろうとしている。

プジョーは既に融資先を探しているという。その動きは、現在のPSAのCEO、フィリップ・ヴァリンの指示のもと行われているとロイターは報告している。しかし、中国のドンフェン・グループとの接触は失敗に終わったようだ。

全体としてプジョー・ファミリーは25.4%の株式と、38.1%の投票権を持っているにすぎない。

ロイターに情報筋は語っている。「プジョー・ファリミーは、既にコントロールを失っている。PSAが増資を引き受けるからには、新しい計画が必要だ。そして唯一の望みはGMだ。ビジネスを整理し、プジョーとオペルが合理的な集積ができるのであれば、GMは資金を投入する可能性がある。」

プジョーはフランス国内での販売依存率が高いメーカーだが、現在、生き残りを掛けて戦っている。

GMは2012年2月に、PSAの7%の株式を取得した。また、フランス政府もプジョーの救済に動いてはいる。しかし、キーとなるのはGMの動きだ。

関係者によれば、GMのボスは「コストをかけずに、工場と人員を削減する」ことが保証されなければ、投資ができないという。しかし、その削減案には、フランソワ・オランド大統領率いるフランス政府が抵抗しているようだ。フランス政府は、GMと対抗しうる大きな投資先を求めるか、他メーカーとのパートナーシップが必要と考えているようだ。

プジョーはフランスで77,000人の雇用を生み出しているが、オルネー工場の生産計画は既に棚上げされ、縮小を計画している。

プジョーおよびGMはこの件に関してはコメントしていない。

 
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