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2013.06.28

TVR、2年後を目処に復活

すべて新しいTVRは2年後を目処に復活する予定だ。それは、10年前にTVRの元の所有者、ピーター・ホイラーの製作していたモデルをベースにした2台になるという。

アストン・マーティンGTのレーシング・ドライバーであり、コンピュータ・ゲームで財を成した新社長、レス・エドガーは、最近、投資家グループにTVRの名前、意匠権、そして資産を買収させた。3人の理事によって運営されるその投資家グループは、TVRの復活に強い意志を示しているようだ。

エドガーによると、様々なオプションを考えはじめていることろだという。£50,000(750万円)〜£80,000(1,200万円)の価格で、新しいデザインのモデルが有力な計画だ。

ライバルはポルシェ・カイエンやボクスターとも考えられるが、フロント・エンジンのブリティッシュ・スポーツということから、エドガーは中古のアストンが直接的なライバルになるだろうとしている。そのモデルは、大きな排気量のフロント・エンジンを積むリア・ドライブ・モデルで、できるだけ単純で、電子制御を可能だけ配したモデルとなるだろう。

新しいTVRは男のためのスーパーカーであり、大量生産モデルではない。

「プロジェクトは、クルマ好きの数人からスタートしている。その新しいTVRは、従来のブリティッシュ・スポーツカーを現代的に表現しなおしたモデルとなるだろう。」とエドガーは語っている。

また、「われわれの多くは、バックグラウンドとなる事業を別に持っている。」と経営の安定性を示唆した。

「元のTVRの所有者、ロシアのニコライ・スモレンスキーは、多くの投資家からTVRを買収したいという話を持ちかけられたようだ。しかし、一貫して彼はそういった話には乗らなかった。しかし、われわれのメンバーの一人が、スモレンスキーと話す機会を持ち、交渉がスタートした。」

エドガーと彼のパートナーは、現在、ブラックプール・エンジニアリングを所有している。そのブラックプール・エンジニアリングは、スモレンスキーがかつて所有していた会社で、TVRの名前、すべてのモデルの意匠権、配線図、マテリアル・リスト、ジグ、スペア・パーツ・コレクションを持つ。新しいTVRは、既存のオーナーにパーツや知識を供給するが、新しいTVRを製作することに固執しているという。

「われわれの誰もが今までに自動車を製造するビジネスに関わったことはない。しかし、われわれはそれに勝るビジネス・ノウハウを持っている。斬新なモデルが登場することになろう。」

また、初期のモデルについては輸出する計画はないという。

「生産ボリュームが低いこと。そして英国が豊かなスポーツカー市場であることを考えれば、英国内でさばけると考えている。」

エドガーは、新しいTVRが大富豪のためのオモチャではないという。

「もちろんビジネスとして成功させ、儲けを出さなければならない。しかし、当初は負債を負うことになろう。われわれの誰もが、突然成功することなどありえないとわかっている。赤字を解消するためには、最低3年は掛かると考えている。われわれは長いゲームをしているのだ。」

 
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