第5世代のメルセデス・ベンツCクラス

2013.10.19

新たに公開された第5世代のメルセデス・ベンツCクラスは、すべての面でプレミアムなライバルを凌駕するモデルだ。

来年の1月に開催されるデトロイト・モーターショーで公開される4ドア・サルーンは、既存のCクラスから大きく脱却する予定だ。W205というコードネームで開発された新しいCクラスは、EクラスおよびSクラスと後輪駆動プラットフォームを共有し、リフトバック・モデルも追加されることになっている。この5ドアはアウディA5スポーツバックやBMW 3シリーズGTに対抗するモデルだが、このモデルは2015年にラインナップに加えられる予定だ。

新しいCクラスのベースとなるMRAというコードネームのプラットフォームは、第2世代のGLKにも採用されるもの。このMRAプラットフォームの採用は、Cクラスを更にプレミアムなマーケットに移行するためのもので、FWDのCLAとは明確な差別化を図るものでもある。

そのボディ・サイズは、現行のCクラスよりも40mm長く、ホイールベースも90mm長い2850mmとなる。また、その全長の増大に併せてトレッドも広くなり、キャビンとブート・スペースも拡大されている。

しかし、そのボディ・サイズの拡大にもかかわらず、モノコック・スティール・フロアパンを含む軽量素材の使用によって、現行Cクラスよりも80kgほど軽くなっているという。また、ボディ・パネルもアルミニウムとスティールのコンポジット素材が使用される。

スタイリングはフェイスリフトされたEクラスにも似たスポーツ・グリルを持つが、全体的な印象はSクラスからもたらされたものとなる。

インテリアは、高級な表面素材、新世代のスイッチギア、このクラス最大の大きさを持つモニター、直感的なタッチパッドが特徴で、クラスで最高品質であるという。また、エンターテイメント・システムとセーフティ・システムはEクラスやSクラスから譲り受けたものが装備される。

エンジンは4気筒、6気筒、8気筒がすべて縦方向に搭載される。しかし、現行Cクラスよりもキャビンよりに搭載されることによって、重量配分はより改善されることになる。

ベーシックなエンジンは、現行のAクラス、BクラスおよびCLAクラスに搭載される1.6ℓおよび2.0ℓのM274 4気筒ガソリン・ユニット。これにユーロ6に対応したOM651 ECOの2.0ℓおよび2.2ℓのコモンディーゼル・ユニットとなる。特に後者のディーゼル・エンジンは英国でのベストセールスになると見込まれる。

6気筒エンジンも継続する予定だが、これは英国におけるパーセンテージは低くなるだろう。自然吸気の3.5ℓおよびターボチャージャー付きの3.0ℓのM276 V6ユニットで、ターボ付きの3.0ℓはC400ブルーエフィシェンシーに搭載される。また、3.0ℓのOM642 V6コモンディーゼルの改良版も予定されている。このOM642ユニットは、6速マニュアルとともに、新しい9速オートマティックがオプションで用意される予定だ。その他のエンジンは、2017年に予定されるフェイスリフトまで7速オートマティックが組み合わせられる。

オプションとなる4WDの4 MATICは限られたモデルに設定される予定で、RWDが標準となる。ちなみに、開発主任であるトーマス・ウェーバーは、右ハンドルが用意される最初の4 MATICメルセデスになるとしている。

 
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