アウディR8LMX、世界初のレーザー・ハイビームを装備

2014.05.10

アウディは現行のR8に量産車としては世界初のレーザー・ハイビームを装備したR8LMXを発表した。また、限定99台が生産されるこのモデルには570psのパワー・ユニットが搭載される。

この技術は、今年のル・マン24時間レースに出場するレーシング・モデル、R18 e-トロン・クワトロに採用されるもの。

アウディAGの開発研究担当取締役であるウルリッヒ ハッケンベルクは、「アウディは、最も重要な24時間レースを長年席捲してきました。優れたTDIドライブ技術に加え、ライティングで最大の照射範囲を得ることはドライバーにとって大きなアドバンテージになり、特に夜間のドライブにおいて私たちの成功に重要な要素となります」「レーザーヘッドライトをAudi R8 LMXにも搭載することは、ライティング技術における私たちの優位性を示すものです。この技術がお客様にもたらす安全性は、まさにVorsprung durch Technik(技術による先進)を体現しています」とコメントしている。

この新しいレーザー・ハイビームは、ヘッドライトにつき1つのレーザー・モジュールが、オールLEDヘッドライトの2倍の範囲で光を照射する。各モジュールは4つのハイパワー・レーザーダイオードで構成され、直径わずか300ミクロンのこれらのレーザー・ダイオードが、450ナノメートルの波長の青いレーザービームを発するというもの。そして、蛍光体コンバーターがこれを路面照射に適した色温度5,500ケルビンの白色灯に変換する。これは人間の目にとって理想的なもので、ドライバーが明暗のコントラストを認識しやすく、疲れを軽減するという。更に、60km/h以上で稼働するレーザースポットがLEDハイビームを補完し、視認性と安全性を著しく向上させる。また、カメラ・ベースのインテリジェント・センサーシステムが他の走行車両を認識し、これらに照射しないよう自動的にライトパターンを制御する。

なお、このR8LMXは、最高速度は320km/h、0-100km/hが3.4秒というパフォーマンスを持つ。

 
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