マクラーレン、2台の特別仕様をペブルビーチで公開

公開 : 2014.08.06 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

マクラーレンは、P1と650SスパイダーにMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーション)が手がけた特別仕様をペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表する。

P1は北米の顧客によってオーダーされたもので、今回が初披露となる。ボディはグレーでペイントされ、アルミニウムとオレンジのトリムで装飾される。また、リアのホイールアーチには、テスト・モデルからインスピレーションを受けたオレンジのP1のロゴが入れられる。

リアは、エンジン・ベイとアロイのエグゾーストまわりには24金のヒート・シールドが付けられている。24金は、その耐熱性の高さからF1にも使用されているものだ。

その他、アルミニウムのグリルがカーボンファイバー製のバンパーの上に付けられ、LEDテールランプ・デザインもオリジナルのものとなる。

インテリアは、MSOのステアリング・ホイール、カーボンファイバーとアルカンタラのトリムが装備され、4点式のハーネスを備えた軽量カーボン・シェルのシートなどが装着される。

もう1台の特別仕様車、650SスパイダーのMSOモデルは、マクラーレン・ニューポート・ビーチとマクラーレン・オートモティブのデザイン・ディレクター、フランク・ステファンソンのコラボレーション・モデルだ。

先月、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開された50台限定のMSOバージョンをベースとしており、サテン・フィニッシュのカーボンファイバー・トリムを持つ。更に、エクステリアは深い光沢を持つメタリック・フレークが使用されたブルーのペイントが施される。また、エグゾースト・フィニッシャーと10本スポークの軽量アロイ・ホイールもクローム処理がされる

インテリアは、ブルーのステッチが入れられたカーボン・ブラックのトリムが、ステアリング・ホイール、ダッシュボード、ドアに施される。また、シートもマクラーレンのスピードマークが入れられ、ブルーのステッチが入る。

ドアにはカーボンファイバー製のサイド・シル・パネルが使用され、サテン仕上げのカーボンファイバーがドライバーおよびパッセンジャー・エリアに施され、フランク・ステファンソンの署名が入れられる。

この他、マクラーレンはペブルビーチでP1 GTRのデザイン・コンセプトも公開する予定だ。

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