キャデラックCT6をニューヨーク・モーターショーで発表

2015.03.13

メルセデス・ベンツSクラスの対抗馬となるキャデラックCT6が来月のニューヨーク・モーターショーで公開される予定だ。

また、同時にV8ツイン・ターボ・ユニットを搭載したハイ・パフォーマンス・モデルの登場もほのめかしている。

キャデラックのトップ、ヨハン・デ・ナイシェン氏はCT6のテクノロジーを ”最高傑作” と評し、世界展開を目論むキャデラックの中心的役割を担うのだという。

今後の展開としては、アメリカはもちろんのこと、アジアやヨーロッパのマーケットも大事にしていくとのことだ。

「伝統的なブランドを率いていくためには、まずはハイエンド・モデルの充実が必要なのです」と語るのは同じくヨハン・デ・ナイシェン氏。

「2020年までにはヨーロッパ内の売上も波に乗る予定です。そうして、ハイエンド・モデルで確立した技術をさらに小さいモデルにも投入していくのです」

このCT6であるが、426psを発揮するV6エンジンを搭載する予定とのことで、同時にプラグイン・ハイブリッドやV8ツイン・ターボの計画もあるという。

V8ユニットの最高出力は明かされていないが、キャデラックのハイ・パフォーマンス・モデルを意味する ’V’ バッジを掲げることが濃厚。

メルセデスのAMGやBMW Mディビジョン、アウディのクワトロ社などを始めとする、ハイエンド・スポーツ・モデルの直接的なライバルになる見込みだ。

またナイシェン氏はエスカレードを代表とするSUV/クロスオーバーや、アウディA3やCLAのライバルとなる小型サルーンの開発計画も認めた。

また小型サルーンの駆動方式は後輪駆動になることも決定済みなのだそうだ。

「キャデラックを所有することは、つまり最先端のシンボルでありたいと願うことと同じなのです。これまでは、’生意気’ と思われたこともあるかもしれませんが、これからはより洗練した印象をもたらすことになるでしょう」

「これまでよりもカジュアルなモデルの追加も考えています」とナイシェン氏は続けた。

現時点ではヨーロッパには46のディーラーしかないが、新しい技術とネットワークの拡充が、ヨーロッパ内の売上を強くプッシュしていくことを信じている様子。

同時にフラッグシップ・モデル専用のディーラー展開も目論んでいるとのことで、カスタマーとの関係性をより密なものにしていきたいのだそうだ。

これまでアウディとインフィニティでキャリアを積んだナイシェン氏。キャデラックならではの歴史を、これからのブランド展開に利用していくとのこと。

「われわれは他のライバル・メーカーに尊敬の念を抱いています。それと同時に、ヨーロッパはキャデラックの伝統を求めていることも知っています」

「言いかえれば、われわれは日本のメーカーよりもアドバンテージがあるのです」と締めくくった。

 
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