マセラティ・モストロ・ザガートをヴィラ・デステで公開

公開 : 2015.05.23 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

イタリアのカロッツェリア、ザガートは今月後半に行わえるヴィラ・デステ・コンクール・デレガンツァでマセラティの100周年を祝うモデル、マセラティ・モストロ・ザガートを発表する。

このモストロは、1957年に登場したマセラティ450Sクーペ・ザガートをオマージュしたモデル。この450Sは、1957年のル・マン24時間のも出場した記念すべきモデルでもある。

純粋にレースにでることを目指して作られたというモストロ・クーペのボディは、フェラーリ-マセラティの4.2ℓV8を搭載し、ボディはカーボンファイバー・モノ・セル・コンストラクションとなっている。また、ボディ・パネル自体もカーボンファイバー製だ。

ギアボックスは6速のマニュアル。サスペンションは前後共にダブル・ウィッシュボーンで、ホイールは19インチとなる。

サーキットでの走行が主な目的であるとされる一方、このモストロは公道を合法的に走ることも可能とされる。

5台のみの限定生産で、その5台とも既に買い手が付いているという。年末までには、新しいオーナーに届けられる予定だ。

2013年にはザガートはアストン マーティンの100周年を祝うDB9スパイダー・ザガート・センティネンタルと、DBSクーペ・ザガート・センティネンタルを発表している。また、翌年の2014年5月にはランボルギーニガヤルドをベースとしたワンオフのスペシャル・モデルの製作も行っている。最近では昨年9月に公開されたアストン マーティン・ヴィラージュ・シューティング・ブレーク・ザカートも発表している。

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