F1グランプリ第15戦 ロシアGP ーー メルセデス、2年連続チャンプに

公開 : 2015.10.12 22:50  更新 : 2017.06.01 02:03

ポール・ポジションからスタートしたメルセデスのロズベルグが、レース序盤にマシン・トラブルで姿を消してからは、僚友ハミルトンのレースだった。いつもの必勝パターンよろしく、そのまま逃げ切り今季9勝目を上げた。

2番手には序盤からこの位置をキープしてきたファラーリのベッテルがつけた。

3番手以下の争いは、最後の最後で大どんでん返しが待っていた。ラスト2周となった52周目、それまで3位だったペレスを、その後ろにピタリとつけていたボッタス、そしてライコネンが抜き去る。しかし、その直後のターン4で、ライコネンがボッタスをコース外へ押し出してしまった。その結果、ボッタスは完走扱いながら12位、5番手に順位を落としたライコネンは、この接触の責任ありとされ、30秒のタイム加算。結局8位となった。これで、最後の最後、タイヤの悲鳴を抑えて走っていたペレスが嬉しい今季初入賞となった。

また、マクラーレンの2台も走りきり、バトンが9位、そしてアロンソが11位となった。

また、今回の結果、2年連続のメルセデスのコンストラクターズ・チャンピオンが決定した。残るは後4戦。次戦いは10月25日のアメリカGPだ。



第15戦 ロシアGP結果

1 L.ハミルトン メルセデス-AMG
2 S.ベッテル フェラーリ
3 S.ペレス フォース・インディア
4 F.マッサ ウイリアムズ
5 D.クビアト レッドブル
6 F.ナッセ ザウバー
7 P.マルドナド ロータス
8 K.ライコネン フェラーリ
9 J.バトン マクラーレン
10 M.フェルスタッペン トロ・ロッソ

ポイント・ランキング

1 L.ハミルトン 302
2 S.ベッテル 236
3 N.ロズベルグ 229
4 K.ライコネン 203
5 V.ボッタス 111
6 F.マッサ 109

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