中国のベンチャー、アティエバがEVをリリース

公開 : 2015.12.11 22:40  更新 : 2017.06.01 01:40

中国の大手自動車メーカー、BAICのバックアップを受けて、中国生まれの新興企業、アティエバが2016年の北京モーターショーにおいて、テスラに対抗するEVを発表する予定だ。

カルフォルニアはサンフランシスコに拠点を置くアティエバは、筆頭株主となるばかりでなく、EVに関する技術的なサポートも行う予定だという。

既に中国ではBAIC E150EVを含みいくつかのEVが販売されている。今回、これに加わるアティエバは、5ドア・ハッチバック・ボディを持ち、23.4kWhのリチウム・イオン・バッテリーを搭載する。482km以上航続距離を誇るという。

アティエバの公式ホームページには、「われわれはデザイン・ハウスではなく、自動車メーカーである」と宣言されているのも特徴だ。もともと、このアティエバは、前のテスラの副社長バーナード・シーと、アストリア・ネットワークの創始者、サム・ウェンとによって2007年に設立されたメーカーで、最初はプラグイン・ハイブリッドに使用されるバッテリー・パックをモニタリングするソフトウェアを開発している。

今回のEVモデルの開発には、ドイツのシーメンス、韓国のSK、そしてイタリアのセコンプなども参画している。

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