次世代のホンダ・シビック・ハッチバックをキャッチ

公開 : 2016.06.17 04:20  更新 : 2017.06.01 01:29

われわれのスパイ・フォトグラファーは、ほとんどカモフラージュされていない第10世代となる次期ホンダシビック・ハッチバックのテスト風景をキャッチすることに成功した。

今回インテリアの撮影にも成功したが、ヨーロッパ・スペックのハッチバックのキャビンは、USスペックのサルーン同様にコンパクトなインフォテインメント・システムをダッシュに収めたシンプルなデザインが採用されることが判った。

ジュネーブ・モーターショーで公開されたコンセプト・モデルは、現行モデルに対して長く幅広く、そして低くなっており、キャビンとブートスペースが拡大されていた。コンセプト・モデルの数値は、現行モデルよりも30mm広く、20mm低く、130mm長いものだ。この全長は、フォード・フォーカスよりも140mm、フォルクスワーゲン・ゴルフよりも245mm長い。

ホットハッチのようなコンセプト・モデルと異なり、写真に収められたのはスタンダードなモデルで、シンプル且つアグレッシブでない外観と、小さなサイズのタイヤが履かされていた。

既にサルーンのテスト風景をわれわれはキャッチしているが、そのサルーンと較べて、このハッチバックは同じホイールベースを持つように思える。

未だ何も確定した情報ではないが、エステート・ボディのツアラーも追加され、ホットバージョンであるタイプRもラインナップに加わると予想している。

エンジンは2つの新しいVTECターボを含む3種類となる予定で、1.0ℓ3気筒ガソリン、1.5ℓ4気筒ガソリン、そして1.6ℓ4気筒ディーゼルがラウンチ時のラインアップとなろう。1.0ℓガソリンは101ps、1.5ℓガソリンは176psで、1.0ℓガソリンのCO2排出量は100g/kmを切るとされる。また、1.6ℓディーゼルは、現行モデルからの持ち越しとなるが、燃費は17.7km/ℓに向上すると思われる。

なお、タイプRには310psの2.0ℓ4気筒ターボが搭載されることになる。

この2017年モデルの第10世代のシビックは、今年の秋頃に正式デビューを果たす予定だ。



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