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2016.07.13

トヨタ、新型スープラは2018年にローンチ

待望のトヨタ・スープラに関する最新情報が明らかになった。登場は2018年とされ、共通部品を多く採用するBMW Z5が先にローンチするようだ。

トヨタとBMWは、現在共同で新しいスポーツカーを開発中だが、同じプロジェクトからそれぞれ異なるモデルが誕生することになる。BMWのZ5は、公道走行テストが目撃されており、トヨタ側の開発状況も同様の段階にあるとされる。

BMW Z5はZ4のリプレイスメント・モデルであり、スープラはトヨタが生産を中止していたクーペ・モデルの復活である。新型スープラは、2014年のデトロイト・ショーで公開されたFT-1コンセプトにインスピレーションを受けたもので、ラインナップ上はGT86の上位に位置する。

トヨタのクラシック・スポーツカーの名前が復活することについても、「セリカのネーミングは本来GT86サイズのモデル向けであり、今回復活するスープラこそがフラッグシップ・スポーツカーに与えられるべきものだ。」というコメントが発表された。

もちろん、その価格帯もGT86よりもかなり上になると予想され、ハイテクなパワートレインが与えられる予定だ。一昨年AUTOCARが明らかにしたように、この2つのモデルはハイブリッドの4WDで、BMWのガソリン・エンジンとスーパー・コンデンサーに蓄えられた電気を利用するモーターが組み合わせられる。また、そのボディには、BMWがi3やi8、そして次の7シリーズに採用されるカーボンファイバー技術が用いられるという。

トヨタが以前発表したFT-1コンセプトは、スープラのプレビューとも言える存在だ。ちなみに全長4600mmというサイズは、2002年に生産が中止されたスープラと同じサイズである。このサイズは、現行Z4よりもかなり大柄ではあるが、BMWのセールス&マーケティング部門の責任者でもあるイアン・ロバートソンは、2つのモデルそれぞれが異なった市場をターゲットとする可能性があるとコメントした。

「現在はっきりしていることは、プラットフォームが同じであるということだけだ。2つのモデルが、同じポジションにある必要は全くない」実際、プラットフォームは同じでも、まったく異なるターゲットを持つモデルに仕上げることは可能だという。

「すでにコンセプト・モデルは動き始めている。現在、日本人のエンジニアとドイツ人のエンジニアが、それぞれ彼らが望むクルマに仕上げるように日々戦っている最中だ。プラットフォームはスケーラブルで、それぞれ違うホイールベースを持つ。1つのプラットフォームが同じホイールベースであった時代は過去のもので、現在、われわれの開発しているプラットフォームもホイールベースを含めスケーラブルだ。」とロバートソンは語る。

ロバートソンは、生産についての決定は未だ何も決定されていないという。しかし、彼は同じ工場で生産することを提案している。「マーケットがどこにあるのか、そして最大の市場が、トヨタとBMWという2つのメーカーで同じかどうかということを知る必要はあるが、日本の工場で生産するよりも、アメリカあるいはヨーロッパの工場の方が適していると考えている。」と言う。

現時点で、このスポーツカーにはレクサス・ブランドは絡んでいないとされる。しかし、将来的にも無関係かという問いに関しては否定された。レクサスのヨーロッパの責任者であるアラン・ウィッテンホーベンは、「トヨタとレクサスはいわば “お隣さん” だ。そして、われわれレクサスとトヨタは共に豊田章男をボスとする同じ会社とも言える。現時点ではBMWとレクサスの間に共通したプラットフォームを使用する計画はないが、すべてはトヨタ次第でもある」とコメントしている。

 
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