米当局がフィアット・クライスラーの新車販売台数を調査

2016.07.20

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(以下、FCA)が、米国の連邦捜査局(FBI)およびアメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)の捜査を受けていることが明らかになった。これは、同社の米国における販売台数の報告に疑いがあると報道されたことによるもの。

FBIとSECが、FCA関係者および過去に関わりのあった人物の自宅を捜査したほか、同社の法定代理人がミシガンにある本部を11日に訪れている。

これまでのところ関係者の詳細や押収された書類について明らかにされていないが、Automotive Newsのレポートでは、記録的なセールスを生み出してきた手段が調査対象となっているようだ。

最新の報告ではRamトラックやジープ・ブランドの好調により、FCAの北米における販売台数は、75ヶ月連続で増加しており、2016年は6.5%増えたとされている。これは、米国における自動車メーカーとして過去最長の記録である。

この数値には、リテールおよび社用車の数にくわえ、役員、幹部、従業員、退職者へのデリバリーも含まれていることをFCAは明きらかにした。「ディーラーから顧客へ販売した台数は、新車デリバリー・レポーティング・システムを通じて継続的に各店舗からFCA USに報告されるが、そのレポートは、毎月の月末のデータに従ったものなのです。

ディーラーの売上は、必ずしも報告する収益と一致する必要はありません。それは、売上と各ディーラーへの配車状況によるからです。ただ、FCA USによって直接的にセールスを計上する一部の環境では、マネジメント・レポーティング・システムを通じて報告されているのです」

FCAは「われわれは、販売台数の報告に関するSECの調査に協力する」と声明を出している。

 
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