伊ダラーラ、KTM X-Bowの対抗車種を年内に生産化

2016.07.25

レーシングカーのシャシー・メーカーとして知られるイタリアのダラーラは、年内に自社製ロードカーを生産化する準備を進めている。

フォーミュラ1やインディカーといったレース界の第一線で活躍するメーカーの新型モデルは、基本に立ち返って、アルファ・ロメオ4CやKTM X-Bow(いずれもダラーラが開発に関わっている)といったモデルを標的にして制作される。同社のオーナーであるジャンパオロ・ダラーラは、「ただのクルマではありませんよ。ドアの無いモデルにするつもりです」と話している。

「KTMの開発で得た様々な経験と、これまでのレース活動で得た多くの知識を投入しています」

最大で年産120台のキャパシティで製造される新型モデルは、406psを発揮する2.3ℓ4気筒エンジンを搭載。トランスミッションはマニュアルになる予定だ。いずれもサプライヤーの供給品になると考えられるが、最新型のマスタングに2.3ℓのEcoBoostがラインナップされることから、供給元はフォードになる可能性がある。

モデル名はまだ決まっていないものの、車両重量についてダラーラは、「800kg程度にするつもりです」と答えている。なお、KTM X-Bowは847kgだ。

新型の車両価格は、£57,000(795万円)のX-Bowを上回る予定だが、その理由についてダラーラは、「なぜかといえば、パフォーマンスが上回っているからだ」としている。技術的にもライバルより進歩しているというのがその根拠だ。

同社によるロードカー・プロジェクトが公になったのは、直近では2014年まで遡る。当時の情報では発表は2017年とされていたが、その予定が早まったようだ。

「今年の年末には準備が整っていると思いますよ。わたし自身もその頃には80歳になりますから。きっと、わたしが携わる最後のクルマになるのでしょうね」


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