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2016.09.14

2基のファンでダウンフォース向上、アリエルのコンセプトカー

アリエルが公開した新たなコンセプトカー、エアロ-P アトムは、2基のファンでダウンフォースを高める技術を搭載している。また、ハイブリッド・パワートレインを採用したことから、アリエルの今後のモデルには、電気によるアシストと強力なダウンフォースの発生に焦点があてられるようだ。

コンセプトカーの名称は、Aerodynamic Efficiency Requirements & Optimisation Projectの頭文字をとったもので、トータルシムとデルタ・モータースポーツのコラボレーションによるモデルだ。

アリエルは、固定式エアロパーツは最高速度を低下させてしまい、燃料消費も増えると考え、エアロ-P アトムではウイングや固定式のエアロダイナミクスを排除し、パフォーマンスを向上させることに専念した。その代わりにこのコンセプトカーでは、車体下部とラバースカートの下に2基の高速ファンを搭載している。

ファンの動力源は、独立して電力を供給できるバッテリーパックで、ドライブドレインの影響を受けずに、手動でも自動始動でもコントロールできる設計にした。自動モードでは、ハードブレーキングや加速、コーナリング時などのダウンフォースが必要なときのみファンを稼働。アリエルによるとファンが動いているときは、目に見えてクルマが低く構えているのが分かるという。

アリエルのボスであるサイモン・サンダースによると、この手法はジム・ホールのシャパラル2Jや、ゴードン・マーレー作のブラバムBT46B “ファンカー” にインスピレーションを受けたものだという。

アリエルは、このテクノロジーは生産モデルに引き継がれることはなく、純粋にコンセプトカーとして開発を行ったとしている。しかし、ハイブリッド・パワートレインのアトムが登場することについては、既報を裏付けるニュースとなった。

エアロ-Pのドライブトレインはハイブリッド・システムを搭載しているが、ここで発生する電力はさらに複雑な用途を目的にしているようにも見える。このコンセプトカーの詳細は、ミルブルックで開催されるLCV2016(ロー・カーボン・ビークル・ショー)で明らかになる予定だ。


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