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2016.09.20

マツダにかわるロータリー・サプライヤー登場へ

ロータリー・エンジンの効率性と信頼性をさらに高めたロータリー・ユニットが、英国のアドバンスト・イノベイティブ・エンジニアリング(以下、AIE)によって開発された。

リッチフィールドに拠点を構えるこのメーカーは、2016 ロー・カーボンビークルというイベントで、カスタム・ビルドのオープントップ・スポーツカーを公開。これには122psを発揮するロータリー・エンジンが搭載されていた。

650Sロータリー・エンジンは同等性能の4気筒ユニットに比べて、重量が半分で、寸法も半分だ。そして、セルフ・プレッシャライジング・エア・ローター・クーリング・システムという特許技術を採用している。

このテクノロジーは、排熱と熱効率の改善によって、ロータリーの大きな弱点である摩耗と燃料消費を改善するものだ。

AIEは、現在生産されているどんなロータリー・ユニットよりも、エンジンの寿命を伸ばし、燃費を高め、パフォーマンスを向上する効果があるとしている。

同社の常務であるナザン・ベイリーは、「AIEの先進技術と高精度のエンジニアリングによって、ロータリー・エンジンが、軽量化や高効率パワートレインのソリューションになりえるのです」と話している。

今回の車両は開発初期段階であるためパフォーマンスを充分に発揮できないものの、生産化までに詳細な情報を随時発信していくとしている。

なお、ロータリー・エンジンのキー・メーカーである日本のマツダは、2015年の東京モーターショーでRX-ビジョンを公開。従来型ユニットの燃料消費、排気性能、信頼性を解決するために、ハイブリッド化やターボの搭載を検討していると思われる。


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