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2017.02.16

P14こと次期マクラーレン・スーパー・シリーズに4.0ℓV8ツインターボを搭載

マクラーレン650Sの後継モデル、P14は、0-200km/h加速が7.8秒というタイムを叩き出すモンスターだ。また、現行650Sよりも2倍近いエアロダイナミック効果を持つとされる。

ジュネーブ・モーターショーで公開が予定されているスーパー・シリーズの後継モデル、P14に搭載されるエンジンが、従来の3.8ℓV8ツインターボから4.0ℓV8ツインターボにスープアップされることが判った。

この新しいP14は、0-200km/h加速が7.8秒、0-400m加速が10.3秒というパフォーマンスを備えているという。

4.0ℓV8ツインターボ・ユニットは、当然ながら650Sの650psをオーバーするものと考えられるが、その数値は明らかになっていない。また、マクラーレンは、新しいエグゾースト・システムが採用されたことによって、そのパフォーマンスに見合ったパリっとしたエグゾースト・サウンドを奏でるとしている。

スーパー・シリーズの開発責任者、ハイドン・ベーカーは、「パワー、トルク、スロットル・レスポンスのすべてが第1世代のスーパー・シリーズを凌ぐものになっている。それと共にエミッションの数字も向上している。」と語った。

また、P14は、今までのどのマクラーレンよりもダイナミックな能力をもった新世代のアクティブ・シャシー・コントロール・システムを持つ。

プロアクティブ・シャシー・コントールIIとよばれるこれは、コンフォート、スポーツ、トラック(サーキット)の3つのモードをドライバーが選択することが可能なドライビング・モードを持つ。それぞれのホイールに仕込まれた加速度計を利用して、道からの入力を分析し、そしてダンピングを自動的に調節する仕組みも採り入れられた。更に、バリアブル・ドリフト・コントロールというESCのコントロールの強弱をインフォテインメント・スクリーンで調整できるシステムも導入される。

メーカーによれば、ジュネーブ・モーターショーで公開されるこの新しいマクラーレンは、650Sに対して2倍のエアロダイナミクス効果を持つという。

製品開発の責任者であるマーク・ヴィネルは、幾つかのエアロダイナミクス・テクノロジーが、目立ったレベルでグリップとスタビリティの向上に役立っているという。

第2世代となるスーパー・シリーズには、ほぼ全幅と同じサイズのアクティブ・ウイングが採用されているが、このウイングは上方へ移動することによってエアロダイナミクス効果を最適化するという。また、このウイングは、0.5秒未満というスピードで動作し、エア・ブレーキの役目を果たすようにも作用する。

ディヘドラル・ドアによって変更されたラジエーターへのエアフローは、15%ほど冷却効果をアップさせるのに役立っている。最初にP1で見られたこの技術は、ドアの上部からラジエーターに空気を導入するというもの。また、フロント・ホイール・アーチの形状もダウンフォースの向上に役立っている。

アイコン・モデルであるF1のようなディヘドラル・ドアは、低いサイド・シルによって乗降が容易になっている。そのメイン構造は、モノケージIIとネーミングされたTバー・ルーフを持つカーボンファイバー製のモノコックによって形成される。

P14の重さは1283kgと言われている。ライバルのフェラーリ488GTBよりも200kgほど軽く、また、650Sよりも18kgほど少ない数値だ。そのダイエットは、超ライトウエイト級と言うカーボンファイバー製のモノコックによるところが大きい。また、その重心の低さもスーパー・シリーズに、よりダイナミックなパフォーマンスを与えることに成功しているという。

マクラーレンのCEO、マイク・フルイットは、「マクラーレンにとって初めてのモデル・チェンジとなるが、このモデル・チェンジは、われわれのブランドと、そしてスーパーカーというセグメントにおける大きな進歩となる。スーパー・シリーズは、マクラーレンにとってもビジネスの中心に位置するモデルであり、優れた性能とラグジュアリー、そしてドライバー・オリエンテッドな操縦性能を融合したモデルである。」とコメントしている。

また、デザイン・ディレクターのフランク・スティーブンソンは、このP14がF1よりもクレイジーなクルマになるとコメントしている。

スパイショットでは、いままでのマクラーレンで確立されたサイド・マウント・インテイクとフロント・バンパー・デザインといったものが一新される可能性が高い。またLEDヘッドランプ・テクノロジーも採用される模様。更に、キャビン・デザインも新しいものとなる。

スパイダーも計画されているが、これはクーペのデビューから約12ヶ月後に登場すると予想される。

このP14は、2022年までにリリースされる15台の新しいモデルの先頭を切るものとなる予定だ。

 
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