海外ニュース

2017.02.16

オペル、ヴォグゾールの買収話は、オペルの取締役にも知らされないで進んでいた

昨日、突如飛び込んできたPSAグループによるオペル、ヴォグゾールの買収話。その交渉は、オペルを飛び越えて、GMとPSAの間で行われたようだ。

GMとPSAによるオペル、ヴォグゾールの買収話について、オペルの上級取締役すらその話を知らされてなかったことが、ドイツの週刊誌、デア・シュピーゲルの取材で明らかになった。

オペルとヴォグゾールは、アメリカのGMのヨーロッパ部門を担う部門である。にも関わらず、オペルのボス、カール・トーマス・ノイマンを除く取締役は、このニュースに関して火曜の朝までこのニュースを知らされていなかったのだという。ノイマンも、先週後半に交渉については知らされたが、それがオペル、ヴォグゾールをPSAに売却するものだとは知らされてなかったようだ。

つまり、GMはオペルを蚊帳の外においたまま、PSAとの交渉に当たっていたのだという。

GMのCEO、メアリー・バーラは、オペルの取締役と話すために、昨日ドイツに旅立った。バーラからオペル、ヴォグゾールの従業員に宛てた手紙には、GMがオペル、ヴォグゾールを売却する可能性があると記してあった。また、PSAとオペル、ヴォグゾールが変化の激しいヨーロッパ市場で生き残るために、互いに利益を確実にすることを尊重したい。ともあった。

火曜日に行われた交渉では、GMのヨーロッパにおけるサブブランドであるオペルとヴォグゾールがヨーロッパの自動車産業に与える影響を中心に話し合われたという。PSAはGMと直接話したことは認めているが、その内容がどこまで進んでいるかは発表していない。

PSAのステートメントでは、「PSAグループは、GMと共に収益性や事業効率を改善することをめざしている。オペル、ヴォグゾールの買収も含み、あらゆる戦略を考え、調査しているが、この件について合意がなされるという保証は現時点ではない。」と語っている。

また、GMは「2012年以降、GMとPSAは現在までヨーロッパで3つのプロジェクトを実行し、そのうち2つは大きな成功を収めてきた。このフレームワークの範囲内で、GMとPSAは更なる事業拡大と協力を続けていく。PSAとGMは収益性や事業効率の改善を目指しているが、その中にはオペル、ヴォグゾールの買収も検討課題に上っている。しかし、この買収については、必ずしも合意が整うというわけではない。」とPSAと変わりない当たり障りのないコメントを残している。


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