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2017.03.15

フォルクスワーゲン・グループ年次記者会見 2016年は過去最高のセールスを記録

フォルクスワーゲンは、2016年、ディーゼルゲートで€64億(7,800億円)の損失を計上したにもかかわらず、最終的に€71億(8,650億円)の利益を得た。

2016年は過去最高のセールスを記録

フォルクスワーゲンのCEO、マティアス・ミュラーは、2016年に記録となるセールスを達成したことを報告するとともに、環境保護、安全性、そして自動運転でのリーダーになると明言した。

フォルクスワーゲン・グループは、ディーゼルゲート問題で会社の再構築を余儀なくされたが、それでも2016年に1,030万台のセールスを記録し、世界最大のメーカーの座に返り咲いた。

2015年はディーゼルゲート問題に関して€142億(1兆7,300万円)を費やした。しかし、昨年はディーゼルゲートの影響を受けなかった中国での販売が12.2%ほど上昇したことも成長の大きな要因となった。

「昨年はチャレンジングな1年となりましたが、結果的に成功を収めることができました」とミュラーは語った。

「2016年は会社の歴史の中でも過去最大の変革をした年でした。と同時に、より多くのことを手がけるよりも、われわれのビジネスのオペレーションを見直すことにしたのです。それが、フォルクスワーゲンが再び軌道に乗る要因となりました」とも語った。

EV、そして自動運転に注力

ミュラーは、この成功が、将来の自動車の変革を推し進める促進剤となるとし、「少なくとも2025年までは最も成功した自動車メーカーであり続けたいと思っています。しかし、そのためには、全世界へ自動車を供給する企業としての長期的な戦略と、新しいモビリティ・サービスの基軸を考えていかなければなりません」とコメントしている。

バッテリー技術においても、2025年までには新しい固体バッテリーを開発することでイニシアティブをとっていきたいようだ。この新しい固体バッテリーは、現在、多くのメーカーが使用しているリチウム・イオン・バッテリーに変わるものである。

アウディが自動運転の世界ではグループのリーダー的存在であり、グループとしても全世界に37の自動運転とデジタル・サービスに取り組む拠点を持っている。また、昨年、モビリティ・カンパニーであるMOIA(モイア)を立ち上げている。

「フォルクスワーゲンは、より速く、よりはっきりとした、そしてより顧客に寄り添ったクルマ造りを考えています。われわれの強みは、マルチ・ブランドを展開していることです。このマルチ・ブランドを強みに、新しく魅力的なモビリティ・ソリューションを開発していきます」とミュラーは語っている。

中国に於いては第一汽車(FAW)と、安徽江淮汽車(JAC)との合弁事業を行うという。特に、JACとはエレクトリック・カーの開発で手を組んでいくことになる。更にインドではスコダがタタと提携し、2年後、2018年にインド市場で新型車の開発を目指すという。

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