ルノー日産、東風汽車集団と合弁会社設立 中国でEVの開発へ

公開 : 2017.09.01 12:40  更新 : 2017.12.14 12:40

株式の割合はどれくらい? 拠点はどこ?

ルノー、東風、日産(中国)投資有限公司が新合弁会社の設立に関する合意書に調印し、ルノーおよび日産がそれぞれeGTの株式の25%を、東風が残りの50%を所有する。

eGTは、中国中央部の湖北省十堰市に拠点を置く。eGTの電気自動車は、十堰に位置する東風の工場(年間生産能力12万台)で生産される予定。生産開始は2019年予定。

中国汽車工業協会によると、中国は世界最大のバッテリー式電気自動車(BEV)市場だという。

2016年の中国国内でのBEV販売台数は、前年比121%増の25万6879台だった。2017年1月〜7月の7カ月間には、BEVの生産台数が前年同期比37.8%増の22万3000台、販売台数が同33.6%増の20万4000台となった。

ルノー日産アライアンスについて

ルノー日産アライアンスは、フランスのルノーグループと、日産および三菱自動車の戦略的パートナーシップだ。

2016年では、世界の200カ国近くで996万台を販売した。

アライアンスは、ドイツのダイムラー、中国の東風汽車などの自動車メーカーと戦略的な協力関係を結んでいる。また、ロシア最大の自動車メーカーであるアフトワズ社の経営権を持つ合弁会社の株式の過半数を保有している。

アライアンスは、ゼロエミッション車におけるリーダーであり、最新の先進技術を開発しながら、自動運転およびコネクティビティの機能やサービスを、手頃な価格、幅広い車種で提供していく予定という。

関連テーマ

おすすめ記事

 

EVの人気画像