クラシックカーは「金の鉱脈」? JDクラシックス訪問 成功の鍵を探る

2017.11.25

ロータスの前取締役も参画

クラシックカー価格の数回の落ち込みを乗り越え、ビジネスは急速に拡大した。2000年代の初めまでにはJDは大きく成長し、レッテンドンを出てマルドン郊外にある現在の9000平米超の敷地に移った。

そこには7つの風変わりなショールームがあり、150以上の素晴らしいロードカー、レーシングカー、そして有名なオートバイが収まっている。すべて売り物だ。

「われわれのモットーは『完璧に仕上げられた素晴らしいクルマ』です」JDの取締役であるデビッド・ゴッドバーは説明する。ロータスカーズの前取締役であるゴッドバーは、この7カ月間JDに在席している。

個人投資会社のチャーム・キャピタル・パートナーズでJDに大いに興味を持ったゴッドバーは、経済紙がいうところの「相当な儲け」をフッドに託し、会社を辞めてすぐにJDに加わった。

ゴッドバーは優に1時間はかかるというツアーにわれわれを連れ出し、道すがら、JDのフィロソフィーを説明してくれた。

「われわれは、クルマの設計者/製造者の哲学にきわめて忠実に、クルマを工場出荷状態に戻すことを目指しています。クルマの扱い方についてはとても頑固です。われわれは正統性と出所由来を極めて重視します。実際、ビンテージカーのオーナーには、クルマのドキュメント保管用に耐火金庫を買いなさいとアドバイスしています。それが何よりも大事ですから」

メイン・ショールームのドアを開けると、1953年フェラーリ250MMヴィグネール・スパイダーと対面した。

 
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