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2017.12.30

ホンダNSX、I〜III型まで 維持費やおすすめモデルは? 中古車購入ガイド


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グラハム・ホーガン
プランズ・パフォーマンス

「NSXのデザインとエンジニアリングは、いつ見ても感心させられます。長年にわたり過小評価されてきましたが、最近になって価格が、特にMT車では急激に上がっています。確認すべきはECUのコンディションです。なにぶん古いクルマですし、水が浸入することがあるからです。カムベルトとクラッチの交換歴も調べておきましょう。それぞれ費用は2000ポンドほどかかるので、購入時の交渉材料にするか、交換済みか確認するかしておきたいですね」

「幸いにも、整備費用は年200ポンド程度で済みます。ただし、専門店以外での購入は慎重に。査定や整備に専門知識が必要なクルマですから。NSX-Tはスカットルシェイクが発生しがちなので、固定ルーフのクーペモデルより人気が低いですが、そのぶん価格も割安です。とはいえ、ボディ剛性を高めるために、専用部品が50点ほど組み込まれているんですけどね。とにかく、細部にまで気を配ること。そうすべきなのが、NSXというクルマですから。」

知っておくべきこと

MT車は引っ張りだこで、価格は高くなりがち。いっぽうのAT車は、人気が低いぶんだけ格安だ。程度が同じくらいなら、2割程度低い値付けがされている。とはいえ、かのアイルトン・セナのアシグルマは、ATのNSXだったとか。そんなわけで、ベストバイにはATのNSX-Tを推したい。

いくら払うべき?

3万〜3万3950ポンド(450万〜500万円未満)

この価格帯で買えるのは、エンジンは3.0ℓのみ。しかも、過走行の初期型AT車くらいだ。

3万4000〜3万9950ポンド(500万〜600万円未満)

低走行のAT車がほとんどだが、まれにMT車も見つかる。走行距離の多ければ、コンディションは最上級で、オーナー数がそれほど多くない物件になるだろう。

3万9000〜4万9950ポンド(600万〜750万円未満)

低走行の3.0ℓMT車が多く見つかる。中にはタイプRも混ざるが、程度がいいものは限りなく5万ポンドに近い値付けとなる。

5万〜7万9999ポンド(750万〜1200万円未満)

大事に乗られた低走行の個体で、平均的なものより幾分割高な値付け。

8万〜10万ポンド(1200万〜1500万円)

フェイスリフト後の、低走行な3.2ℓ車を狙うならこの辺りから。

掘り出し物を発見

ホンダNSX3.0クーペ 登録1992年 走行19万km 価格3万9000ポンド(585万円)

8オーナーで、20万km近いが、人気のMT車で、整備履歴は揃っており、大切に乗られてきた様子がそこかしこにうかがえる。しかも、英国でも屈指の専門業者が扱った英国仕様車だ。並行輸入車で構わなければ、同程度の価格でフルに調整可能なサスペンションやバケットシートも付いて、走行5.6万kmという個体もある。

 
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