EUの自動車CO2規制、2021年さらに厳格化 2つの「追い打ち」も 生き残るは4グループのみか

2018.01.28

ふたつの追い打ち 生き残るのは4グループ?

さらに自動車メーカーに追い打ちをかけるようなニュースが過去12カ月の間にもたらされている。

ディーゼル・モデルの販売が激減しているというのだ。

2015年10月、ディーゼルゲートが発覚したころ欧州の新車市場におけるディーゼルの割合は約52%だったが、2017年11月、ディーゼル・モデルのシェアは西ヨーロッパでは42%にまで落ち込んでいると報告されている。

さらにEU基準への適合を困難にさせる第3の問題があるとJATOは警告する。つまりSUVへの市場のシフトである。

JATOによれば、2016年、欧州におけるSUVモデルの販売台数は380万台であり、市場の26%を占めていたが、この数字は2020年までに600万台、33%に達するだろうと予測されている。

背が高く、力強い見た目のSUVモデルへと市場がシフトすることで、CO2排出量を押し上げることになるのは間違いない。

昨年秋に発表されたレポートで、PAコンサルティング・グループは主要な11の自動車メーカーのうち、個別のCO2排出量基準を達成できるのはボルボ、ジャガー・ランドローバー、トヨタとルノー-日産の4グループだけだと述べている。

つまり、フォルクスワーゲン、フィアット・クライスラー、PSAグループ、フォード、BMW、ヒュンダイ-キアとダイムラーは目標値を達成できないということだ。

そして目標値を達成できないことで科される巨額の罰金(95ユーロ/排出量超過g-台)の額は、フォルクスワーゲンの13億6000万ユーロから、フォードの3億700万ユーロ、ダイムラーに対する1億2600万ユーロに渡ると見込まれている。

しかし、各自動車メーカーは全く異なる見解を公式に述べている。

 
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