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2018.01.28

EUの自動車CO2規制、2021年さらに厳格化 2つの「追い打ち」も 生き残るは4グループのみか

各社の異なる見解 ただ現実は「地獄絵図」

Evercoreのアナリストによれば、フォルクスワーゲン、BMW、ダイムラーとPSAの重役たちは2021年のCO2排出量目標達成に自信を持っているという事だが、いっぽうでディーゼル・モデルの販売が著しく減少していることは認めており、BMW会長のハラルド・クルーガーは、Evercoreに対して今後3年間で彼らのEV専門ブランドである「i」の売り上げを伸ばしたいと語っている。

フォルクスワーゲン・グループの販売部門責任者であるフレッド・カプラーは、ダイムラーCFOのボド・ユッバー同様、巨額の罰金支払いリスクが48Vマイルド・ハイブリッド・モデルを大量に生み出すことになるかもしれないと話す。

Evercoreのアナリストによれば、48Vシステムによって小型ターボエンジンのCO2排出量を最大20%改善させることが可能であり、最新のディーゼル・ユニット開発よりも安上がりになるとの事だ。

大型モデルに対する内燃機関の使用を制限することで、ディーゼルにまつわる困難な課題がそのまま放置されることになるかもしれないいっぽう、Evercoreでは2021年までに販売される48Vシステム搭載車両が新車市場に占める割合は10%と予測しており、2022年までに販売されるEVモデルが占める割合も4%に留まるだろうというのが多くのアナリスト共通の見解である。

欧州市場の自動車メーカー各社の表向きの自信とは裏腹に、EUが2021年までに導入する新規制への対応は明らかな窮地へと彼らを追い込んでいる。

 
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