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2018.02.24

AUTOCARが望む、復活してほしい自動車メーカー(4) ローバー

カーシェア用EVの投入

ビジネスの拡大以外に追加ブランドを必要とする戦略的な理由はあるだろうか? それは都市でのカーシェア用EV向けブランドにするということだろう。

ジャガーはもうすぐJLR初となるバッテリーを動力源としたI-PACE EVを発売する。しかしJLRのEVはどれも大型で、高価なプレミアム・モデルになるはずだ。

ではジャガーとランドローバーに小型EVは必要ないのだろうか? BMWやメルセデスにおける小型モデルが残した影響を見てみれば、売上の拡大には貢献したものの、ブランド価値に陰りをもたらしたことは否定できないだろう。

BMWのフラッグシップ・モデルであるi8を含めたiブランドの成功も完ぺきではないが、少なくとも大型SUV専用のプレミアム・ブランドでは難しいようなモデルを作りだすことには成功している。

では、ランドローバーが誇る走破性とプレミアムさを両立させたようなマルチな才能は必要だろうか? そして、都市でのカーシェアリング用モデルはジャガーの「アート・オブ・パフォーマンス」を体現できるだろうか?

そうは思わない。

だからこそ、JLRのエッセンスと信頼性を守りつつ、便利で快適、そして環境に優しい誰もが手にすることのできる新たな市場に進出するには、サブ・ブランドが良い選択肢かもしれない。では、この場合ローバーはどんなクルマになるだろう?

 
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