ポールスター訪問 CEOトーマス・インゲンラートに聞く、苦悩と未来

2018.02.24

サマリー

ポールスターは、ヨーテボリの新しい「電動高性能車ブランド」に生まれ変わりました。デザイナーであり最高経営責任者でもあるトーマス・インゲンラートは、ふたつの壁を乗り越え、そして「家族」と表現するボルボとの、明るい未来を思い描いていました。

もくじ

デザイナーが率いる企業
立ちはだかった、ふたつの壁
ポールスター1/2/3について
ボルボとポールスターは「家族」
ポールスターに影響したボルボ5台

デザイナーが率いる企業

ボルボがもう二度とやらないであろう事業をこの20年にわたって行ってきたブランド、ポールスターは、ヨーテボリの新しい「電動高性能車ブランド」に生まれ変わり、新鮮な雰囲気を発しながら前へ進もうとしている。

ことによるとそれは、空を眺めるようなその名前の本質がなすことなのかもしれないし、ドイツを中心にヨーロッパ大陸の高級車メーカーに蔓延するカネに突き動かされた狂気のパワー合戦とは距離を置くことに成功したボルボとの協力関係を最近根本的に見直したことでなされるのかもしれない。

そのことはまた、トーマス・インゲンラートが野心的な新CEOとしてポールスターの運命をこの6カ月間導いてきたことにも現れる。

彼はこの5年間ボルボのデザイン責任者としてヨーテボリの最新モデルを今日的に美しく仕立て上げてきた。デザイナーが必ずしも経営管理に長けるわけではないが、インゲンラートはその例外になろうとしている。

本質的な魅力の鍵となる理由がどうであろうと、ポールスターには驚愕と論理性を巧みに融合させた魅力的な未来が待っている。

この会社の戦略をより理解するために、われわれはボルボの広大なヨーテボリ工場の中にあるインゲンラートのデザイン工房を訪れる旅に出た。

 
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