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ドイツの都市部 ディーゼル乗りいれ禁止措置、可能に 英国は販売25%減

2018.02.28

100字サマリー

ドイツ最高裁が各自治体によるディーゼル車に対する独自の規制を支持する判断を下しました。ディーゼルゲートに端を発した反ディーゼル運動は欧州に拡がっているようです。英国では販売数が25%ダウンしました。一方でガソリン・モデルへの買い替えによってCO2排出量が増加しているとのデータもあるようです。

ディーゼルは都市中心部への乗りいれが禁止に

ドイツ連邦行政裁判所は、都市中心部への古く、環境性能の低い車両の乗りいれ禁止措置を支持する判断を示した。

連邦行政裁判所のこの判断により、ドイツの各自治体は中心部へのディーゼル・モデルの乗りいれを合法的に禁止することが可能となる。

最高裁の許可のもと、シュトゥットガルトとデュッセルドルフは市内の特定エリアへの旧式で環境負荷の高いクルマの乗りいれを禁止することができるようになる。さらに他の都市も独自の排気ガス対策を行うことが可能だ。


英国同様、ドイツでも大量に路上を走行するディーゼル・モデルが排出する窒素酸化物によって、都市部における大気汚染の悪化に直面している。昨年、ドイツ国内の70の都市ではEUが定めるNOxの上限値を超過していた。

ドイツ政府は、経済的な生産性と、古い車両を保有しがちな低所得ドライバーに対する影響を考慮して、都市中心部への車両乗りいれ禁止措置に反対していた。

ドイツ国内のディーゼルに対する厳しい見方は、2015年に発覚したディーゼルゲートに端を発している。このスキャンダルでは、フォルクスワーゲンが排ガス試験において、不正なソフトウェアを使用していたことが明らかになっている。ドイツはこの件に関して、欧州でも積極的に発言している国のひとつである。

 
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