詳細予想 フォード・フォーカスRS新型 ハイブリッドに? 価格は?

公開 : 2018.03.03 09:10

48Vハイブリッドシステムの長所

つい先週、エスコートおよびフォーカスのRSモデルの50周年を記念するヘリテージ・エディションの発表に際して、英国フォードのCEOであるアンディ・バレットがRSモデルの重要性を次のように説明した。

「RSモデルはフォードにとってとても重要であり、世界中で認知されています。英国におけるフォードファンにとっても特別なモデルです。新型RSは今まででも最高の出来栄えとなるでしょう」

新型RSは、2018年3月に予定されているフォーカスの通常モデルの発表から2年後にデビューすると予想されている。現在と同じ2.3ℓの4気筒ターボエンジンが採用される見込みだ。現行モデルに搭載されるこのエンジンは、吸気系やタービンなどに加えられた小変更により375psのパワーと52.0kg-mのトルクを発揮している。

新型のフォーカスRSのエンジンは現在より30ps程度増強されるが、さらに重要なのは48Vハイブリッドシステムにより発進時のトルクが10kg-m近く補われることだ。発進時のエンジン負荷が軽減されることによりCO2排出量や燃料消費が抑えられると共に、低速域でのより鋭いレスポンスが得られる。

これにより、加速タイムを向上させるだけでなく、エンジンがより効率的な回転数を維持しやすくなり、NOxなどの有害物質の排出を抑えることができるのだ。

システム全体での最大出力405psと最大トルク58.8kg-mという性能により、このフォーカスRSはドイツ製ホットハッチと対等以上に戦うことができるだろう。

0-97km/hの加速も現行の4.6秒からクラス最強のAMG A45の4.2秒に追いつくことができる見込みだ。

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