2ドアのレンジローバーSVクーペ 生産999台で3500万円超え ドア長1.4m

公開 : 2018.03.06 21:10  更新 : 2018.03.06 21:11

ドア単体で1.4m シートは前後で色違い

「古くからレンジローバーを知っていただいているかたには、SVクーペが初代のオマージュであることはおわかりいただけるでしょう」と引きつづきマクガバーン。

シートは前後で色合いが変わっており、公開された写真の場合はフロントがホワイト基調、リアがダークなレザーとなる。「これは、ドライバーと後席の住人のどちらを主役にするかで変わるでしょう。たとえば後席に女王が座る場合、リアが華やか、ドライバーズシートが控えめといった配色がよいと思っています」

フロントシートは20ウェイの調整式で、リアシートは10ウェイの調整式。ダイアモンド・キルティングが特徴だ。「ノーティカ」と呼ばれるウッドパネルもまたSVクーペの特徴。

オートクロージャー機能がドアに組みあわされるのもレンジローバーとしては初めてのこと。2ドアだけにドアサイズは1.4mになる。「車内からドアを閉めようにも届かないでしょう」とマクガバーンはいう。

インフォテインメントシステムは、ヴェラールと共通の「インコントロール・タッチ・プロ・デュオシステム」を用いる。コントロール・パネルは10インチで、ドライバー用のディスプレイは12インチ。さらに10インチのヘッドアップディスプレイがそなわり、メリディアン製スピーカーは1700W、23個のスピーカーがつく。

レンジローバーより小さいモデルのクーペの投入予定はあるかも聞いてみた。

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