3台のポルシェ911タルガ フロリダのオークションに同時出品

2018.04.09

1973 911Eタルガ

ポルシェはタルガという名称を1966年型911に初めて使用した。そのコンセプトは現在も概ね変わっておらず、取り外し可能なハードトップを備えたセミ・コンバーチブルの911だ。ポルシェが大成功を納めたイタリアのタルガ・フローリオというレースから名付けられている。

1970年代に入り、タルガの特徴はより強力なものとなった。プラスチック製のリアウインドウは1枚の曲面ガラスになり、ステンレス製のロールバーには3本の縦ベントが設けられた。一方で、初代の特徴を受け継ぐものであった。

今回、最初に入札の対象となるのは、1973年型の1台だ。珍しいバイパー・グリーンの塗装で、ドイツ語でインジェクションを意味する「einspritzung」のEのラベルが取りつけられている。

高性能版の911S、ツーリング仕様の911Tの間で、911Eは、もともとが911Lという名前であったことからも分かる通り、ラグジュアリーグレードとして設定されたモデルだ。

標準でコンフォートパッケージが装備され、ベロア製トリムやレザーステアリングやリアデッキのゴールドの文字が特徴。

この1973年型911Eは完璧なコンディションで、ポルシェによる車両出生証明書がついている。

リアウインドウがガラス化されてスペースが増えたとはいえ、後部座席は極狭だ。ドライバーは素晴らしいスポーツシートに座る一方で、不運にも後ろに押し込まれるひとはかわいそうだ。

このシャシーナンバー9113219764の個体は、ナンバーズマッチングで2.4ℓのフラット6を搭載し、167psを発揮する。状態がよければ、この1075kgの911Eの最高速度は209km/hに達する。

この911Eにはポルシェのパワーとドライバビリティ、実用性、快適性が組み合わされている。予想落札額は13万ドル(1392万円)だ。

 
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