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2018.04.15

ジャガー・ランドローバーが放出 大量の「お宝」が競りへ なぜ?

コレクションの整理

全543台の合計額は明らかではないが、言い値の1億ポンド(149億円)は下らないだろう。この取引は称賛をもって受けとられた。いわく、買い主はコレクションを完成させるために買ったのだと。ただ、JLRクラシックカー部門の責任者ティム・ハニーグによると、事実はちがうようだ。

そして今回で、ジェームス・ハルのすばらしいコレクションが結局バラバラになってしまうのではないかと思うかもしれないが、それもあたらないという。

JLR広報によると、「ジェームス・ハルのコレクションをオークションにかけるのは今回1度きりです。これが第1弾というわけではありません。単にコレクションを整えるためで、売るのはおもに重複したコレクションです」

彼らがめざすところはこうだ。「膨大なコレクションを役に立つものにします。JLRのクルマを最優先しますが、ほかのクルマの状態も保ちますし、良い頃合いがあればふたたび外の世界へ送り出します」

これはすばらしいニュースだ。おまけに、それはすなわち、マウントバッテン卿のミニ・トラベラー、エルトン・ジョンの所有だったベントレー、2輪とF1のレーサーだったマイク・ヘイルウッドのイソ・グリフォや木張りワゴンのコレクション、その他多くのふつうのクルマも、ちゃんと保管されてコレクションに収まりつづけるということだ。

いっぽうで、今回の出品車をじっくりみるうちに、なぜ売りに出されるのかわかってきた。稀少で走行距離もすくないがかなりの修理が必要なクルマだったり、重複したクルマの程度が悪いほうだったりするのだ。

たとえばオースチン・アレグロの売り物は5台、うち2台は豚鼻グリルのバンデン・プラ版だったが、JLRのもとにはほかにもっと(まあ、多少なりとも)程度の良いものがあるのだ。

それは、会場にくつわを並べるレイランド・プリンセスやオースチン・アンバサダー、オースチン1100/1300、それに取りたてて興味をひくものでもないがオースチン・メトロやマエストロの一群にもおなじことがいえる。

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