スマートのCEO、アネット・ウィンクラーが退任 電動化に貢献 後任未定

公開 : 2018.05.30 16:40

今後は完全電動化へ

ウィンクラーは「自分の仕事を適切な時に次のひとに引き渡すことも、経営陣の重要な役目です。そしてその時が来たと思います。ハンバッハ工場をメルセデス・ベンツの生産網の中でEV専用とするという決定が下され、スマートも完全電動化するという明確な目標があります」

2011年には英国で5044台、2014年には4342台まで落ち込んだが、2016年には1万2020台まで拡大した。

売り上げ傾向は地域によっても異なる。米国では、ガソリン仕様よりも電動車の売り上げが大きく上回ったことから、スマートはすでに電動ブランドという認識が強い。

ウィンクラーは、今後もダイムラーの経営陣に残り、2019年9月からはメルセデス・ベンツ・サウスアフリカを担当する。

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