プロドライブ社とは何者か? 救急車からF1まで CEO語る自動車業界の今

2018.06.02

F1の将来への懸念

しかしリチャーズはF1の将来を懸念している。「(新しいF1オーナーの)リバティは、エンターテインメントをよく理解し、良いアイデアも持っていますが、問題なのは今いる空力技術者の連中です。彼らが頭痛のタネなんです」

「彼らは聞く耳を持たないんです。七面鳥がクリスマスに賛成の投票をするようなもんです。風洞が2基あれば、見世物のためにはその性能を同じにしたいとは思わないでしょう。素晴らしいエンターテインメントと技術は相容れないものなんですよ」

「リバティはエンターテインメントの視点から考えるので、うまくやるとは思います。純粋主義者は嫌うでしょうが、市場が何を望んでいるのか、彼らにもそのうちわかるでしょう」

F1がハイブリッド技術を迅速に受け入れたことについてリチャーズは賛辞を惜しまないが、プロモーションの点では失敗だったと信じている。これに関して「F1は少し混乱していると思います」とリチャーズは言い、しかしコストの制限では問題は解決しないと付け加える。なぜなら「つまらないレギュレーションの言い訳に過ぎないからです。会計係が運営するモータースポーツなんて見たくないでしょう」

 
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