現代に復活した名車たち 前編

公開 : 2018.06.02 06:10  更新 : 2021.03.05 21:43

ジャガー製コンティニュエーションDタイプ

おそらく、イーグルの成功に触発されたのだろう。ジャガーは2014年に、復刻モデル製作ビジネスに参入し、未使用のまま残されていたシャシーナンバーを用いて6台のライトウェイトEタイプを製作すると発表した。それらは記録的な早さで受注され、同種のプロジェクトに着手することをジャガーの幹部に決断させた。

そうして2016年にはXKSSロードカー9台の再生産を発表し、それに続いたのが2018年のDタイプだ。25台が生産されるが、これは50年代に100台が予定されながらそれに満たなかった台数を補完するためのもの。

新規製造されるそれらは、設計当時に忠実なスペックで、最新のインジニウムユニットを積んでお茶を濁すようなことはしていない。価格は明らかになっていない。

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