スクープ ポルシェ新型911(992型) PHEV投入、外寸やや拡大

公開 : 2018.06.12 11:50  更新 : 2018.06.14 11:45

車重を維持して高剛性化

現在の911カレラのMT仕様の1430kgという車重を可能な限り維持するため、新型では主に側面セクションにおいてアルミニウムの使用を増やしたという。

アルミのみで作られているわけではなく、新世代の熱成型高強度鋼を多様な厚さで使用することにより強度が高められている。ベルトラント社との協力に基づいて設計されたこのシャシーは、現行の911よりも高いレベルの剛性を実現したとのことだ。

プラットフォームやボディ構造が進化したとはいえ、装備品の増加や徐々に拡大するボディサイズの影響もあり車重の大幅な減少は望めないだろう。

現段階でまた不明確な点のひとつとして、ポルシェが通常モデルにもリチウムイオンバッテリーを搭載するかどうかだ。現行の911ではそれはサーキット向けモデルに限られている。

新型911ではスタイリングもやや変化している。2月にプロトタイプが写真に収められたが、全体としては長年のポルシェの特徴を受け継ぐものの、先代と比べるといくつかの変更点が見受けられた。

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